【失敗しない】デザイン会社の選び方|比較ポイントとチェックリスト
「どのデザイン会社にお願いすればいいか分からない」
「値段も実績もバラバラで、どう比較すればいいの?」
はじめてデザイン会社を選ぶとき、多くの人がここでつまずきます。
この記事では、失敗しないデザイン会社の選び方を、初めての方にも分かりやすくまとめました。
また、我々デザイン会社であるTEMPRONTの強みと共に紹介します。
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なぜ「デザイン会社の選び方」が重要なのか
デザインは「見た目」だけでなくビジネス成果に直結する
ロゴやWebサイト、パンフレットなどのデザインは、
単なる「かっこよさ」ではなく、次のような成果に直接影響します。
・問い合わせや資料請求の数
・店舗やイベントへの来店数
・採用の応募数
・ブランドの信頼感・イメージ
同じ予算でも、どのデザイン会社に頼むかで成果は大きく変わります。
だからこそ、「なんとなく」で選ばず、ポイントを押さえて比較することが大切です。
間違った選び方で起きがちな失敗例
よくある失敗パターンは次のようなものです。
・「料金が一番安い」だけで選んだら、修正のたびに追加費用がかかって結果的に高くついた
・デザインは綺麗なのに、自社のターゲットには響かず成果が出なかった
・担当者とのコミュニケーションが合わず、イメージのズレが最後まで解消されなかった
・納品後の更新・運用サポートがなく、結局自分たちで手をつけられない
こうした失敗は、**最初の「選び方」**を変えるだけでかなり防げます。
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デザイン会社を探す前に整理しておくべき3つのこと
目的をはっきりさせる(何のためのデザインか)
まずは、「何のためにデザイン会社に依頼するのか」を明確にしましょう。
・新規顧客を増やしたい
・採用を強化したい
・既存顧客へのブランドイメージを高めたい
・店舗の認知を広げたい
目的がぼんやりしていると、デザイン会社側も成果を出しづらくなります。
逆に、目的を明確に伝えられると、提案内容の質が一気に上がります。
予算とスケジュールの目安を決める
デザイン費用は、会社によって幅があります。
あらかじめ社内で、
・大体いくらぐらいまでなら出せるのか
・いつまでに公開/納品したいのか
を決めておくと、見積もりや提案が具体的になり、話が進めやすくなります。
ターゲット・競合・ゴールイメージを書き出す
メモ程度で構いませんので、
・想定しているターゲット(年齢・性別・職業・悩みなど)
・競合だと思う会社や店舗のWebサイト・デザイン
・「こんな雰囲気がいい」と思う参考サイトや事例
をまとめておきましょう。
これらの情報は、ヒアリング時の重要な資料になります。
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良いデザイン会社か見極める7つのチェックポイント
① 実績(ポートフォリオ)は自社と近い事例があるか
単に「おしゃれ」「かっこいい」だけでなく、
・自社と同じ業界
・近いターゲット
・似たような目的(採用・集客・ブランディングなど)
の実績があるかどうかを見てください。
自社と近い課題を解決した経験がある会社ほど、話がスムーズに進みます。
② ヒアリング力・コミュニケーションは丁寧か
初回の問い合わせや打ち合わせで、
・こちらの話をよく聞いてくれるか
・分からない専門用語をきちんと説明してくれるか
・メールやチャットのレスポンスは適切か
をチェックしてみましょう。
デザインだけでなく、コミュニケーションのストレスが少ないかどうかも、長期的には重要です。
③ 制作体制と得意分野が自社の課題と合っているか
デザイン会社にも得意・不得意があります。
・Webサイトが得意な会社
・グラフィック・紙媒体が得意な会社
・ロゴやブランディングに強い会社
・企画・コピーライティングを含めてトータルで提案する会社
自社が解決したい課題と、デザイン会社の得意分野が噛み合っているかを確認しましょう。
④ 料金だけでなく「提案内容」とセットで比較できるか
見積りだけを見て「一番安いところ」に決めるのは危険です。
・どこまでが料金に含まれているのか(企画・撮影・コピーなど)
・修正は何回まで含まれているのか
・追加費用が発生しそうなポイントはどこか
を確認したうえで、料金と提案内容をセットで比較することが大切です。
⑤ スケジュール感と進行管理の説明が明確か
・いつ、誰が、何をするのか
・どのタイミングでチェック・修正をするのか
・納品までにどれくらい余裕を見ておく必要があるのか
これらを、具体的なスケジュールとして説明してくれる会社は安心感があります。
逆に、スケジュールの話があいまいなままだと、後でトラブルになることも。
⑥ 著作権・データ納品・運用サポートはどうなっているか
・制作したデザインの著作権はどちらに帰属するのか
・元データ(ai/psd/XDなど)を納品してくれるのか
・Webサイトの場合、公開後の更新・保守はどうなるのか
このあたりは後から揉めやすいポイントです。
契約前に必ず確認しておきましょう。
⑦ 担当者との相性・レスポンスの早さ
最終的には、「この担当者と一緒に進めたい」と思えるかどうかも重要です。
・話しやすさ、質問しやすさ
・こちらの悩みや不安への向き合い方
・連絡のスピードと丁寧さ
プロジェクトは数ヶ月にわたることも多いので、相性は想像以上に大事です。
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会社規模やタイプごとの特徴を理解しておく
大手デザイン会社のメリット・デメリット
メリット
・大規模・有名企業の実績が多い
・チーム体制が整っていて安心感がある
・大きなプロジェクトにも対応できる
デメリット
・料金は高い
・柔軟な対応が難しい場合もある
・小規模案件だと優先度が下がることも
中小・専門特化の制作会社のメリット・デメリット
メリット
・価格とクオリティのバランスが取りやすい
・特定ジャンル(医療・美容・採用サイトなど)に強い会社も多い
・担当者と距離が近く、柔軟な対応が期待できる
デメリット
・対応できる案件数に限りがある
・会社によってクオリティの差が大きい
フリーランス・個人デザイナーに依頼する場合
メリット
・比較的リーズナブルなことが多い
・デザイナー本人と直接やりとりでき、スピード感がある
・小回りの効いた対応がしやすい
デメリット
・1人で対応しているため、スケジュールがピンキリのため難しい
・得意・不得意の振れ幅が大きい
・長期的なサポート体制は人による
どのタイプが正解というよりも、
自社の規模や予算、プロジェクトの大きさに合ったタイプを選ぶことが大切です。
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デザイン会社に問い合わせるときのポイント
最初のメール・問い合わせで伝えておきたい情報
問い合わせフォームやメールでは、最低限次の情報を伝えておくとスムーズです。
・依頼したい内容(例:企業サイトのリニューアル/ロゴ制作 など)
・目的(例:問い合わせ数アップ/採用強化 など)
・公開・納品の希望時期
・おおよその予算感
・自社サイトや資料のURL
これだけ伝えておくと、初回の打ち合わせがぐっと具体的になります。
打ち合わせ・見積りで確認しておきたい質問例
・似たような案件の実績はありますか?
・今回の目的に対して、どのような進め方が良さそうですか?
・見積りの内訳と、追加費用が発生する可能性のある部分を教えてください
・修正は何回まで含まれますか?
・納品後の運用・更新サポートはありますか?
こうした質問への答え方で、その会社のスタンスや誠実さも見えてきます。
複数社を比較するときのコツ
2〜3社から見積りをとって比較する場合には、
・依頼内容と条件(目的・予算・納期)はできるだけ同じ情報を渡す
・料金だけでなく、提案内容・対応の印象も含めて評価する
・「一番安い会社」ではなく「一番成果が出そうな会社」を選ぶ
という視点を持つことが大事です。
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TEMPRONTの強み|ご要望にあわせて柔軟に伴走するデザインパートナー
数多くあるデザイン会社の中から「どこに頼むか」を検討されている方に向けて、TEMPRONTの強みを簡単にご紹介します。
TEMPRONTは、スピード・クオリティ・予算といったご要望のバランスに柔軟に対応しながら、幅広いデザイン表現でビジネスの課題解決をお手伝いしています。
要望にあわせた柔軟な対応
デザインのご相談と言っても、状況や優先順位はお客様によってさまざまです。
・「とにかく短納期で形にしたい」
・「時間をかけてでもクオリティを追求したい」
・「まずは限られた予算の中でベストな提案をしてほしい」
TEMPRONTでは、こうした**「スピード重視」「質重視」「予算重視」**といった軸を最初に丁寧にヒアリングし、
プロジェクトごとに最適な進め方や制作ボリュームをご提案します。
・スケジュールに余裕がない場合は、優先度の高い成果物から段階的に制作する
・クオリティを高めたい場合は、コンセプト設計や企画段階に時間をかけてブラッシュアップする
・予算が限られている場合は、効果の出やすいポイントに投資を集中する
といった形で、**「決まったパッケージに当てはめる」のではなく、「目的と制約にあわせて組み立てる」**のがTEMPRONTのスタイルです。
デザインの幅が豊富
TEMPRONTのもう一つの強みが、デザインの表現・テイストの幅が広いことです。
・シンプルでミニマルなデザイン
・ポップで親しみやすいデザイン
・信頼感・高級感を重視したデザイン
・スタートアップらしい先進的なトーン …など
目指したいブランドイメージやターゲットに応じて、
「らしさ」が伝わるトーン&マナーを一緒に整理しながら、最適なビジュアルを設計していきます。
「こういう雰囲気にしたいけれど、具体的な言葉にできない」という段階でも大丈夫です。
参考イメージや好きなテイストを共有いただきながら、言語化とビジュアル化の両面でサポートします。
コミュニケーションへのこだわり
TEMPRONTでは、初めてデザイン会社に依頼されるお客様にも安心していただけるよう、
専門用語をできるだけ使わずに、進行や費用の内訳を分かりやすくご説明することを心がけています。
・何からお願いすればよいか分からない
・うまく言語化できないけれど、頭の中にイメージはある
といった状態からでも、ヒアリングを通じて一緒に整理していきます。
「こんなこと聞いても大丈夫かな?」という遠慮は不要です。
相談しやすさ・質問しやすさも、プロジェクトを円滑に進めるための大事な要素だと考えています。
長期的なパートナーとしてのスタンス
TEMPRONTは、一度きりの制作で終わるのではなく、
「つくった後」にどう活かしていくかまで含めて伴走することを大切にしています。
・制作後の改善提案や、必要に応じた追加クリエイティブのご相談
・運用状況や反応を踏まえたデザインのアップデート
・中長期のブランド戦略を見据えたトーン&マナーの整理
など、プロジェクト終了後も気軽にご相談いただける関係性を目指しています。
中長期でブランドを育てていきたい企業様にとって、「外注先」ではなく「パートナー」として並走できることがTEMPRONTの目指す姿です。
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まとめ|「一番安い会社」ではなく「一番成果が出せそうな会社」を選ぶ
デザイン会社の選び方で重要なのは、
・目的・予算・ターゲットを自社の中で整理しておくこと
・実績・コミュニケーション・提案内容・体制などを総合的に見ること
・「価格」だけでなく「成果」を基準に選ぶこと
この3つです。
デザインは、あなたのビジネスの「顔」になる大切な投資です。
ぜひ、今回ご紹介したチェックポイントを参考にしながら、
「一緒に成果をつくっていけるパートナー」としてのデザイン会社を選んでみてください
